ここから始まる第3ラウンド ~これまでとこれから~

人生

社会人 第1ラウンド:商社

私は昔から学校の先生になりたいと思っていましたが、大学4年間で将来の夢が変わる可能性を意識して、教育学部には行きませんでした。

選んだ学科は英文学科。教員免許過程は中・高外国語(英語)をしっかり取りました。

いざ就職活動、となったときに、私には2つやりたいことがありました。1つ目は学校の先生。もう1つは商社や貿易会社に勤めること。

いっぱい悩み行動しましたが最終的には、「商社→学校の先生」よりも「学校の先生→商社」の方が可能性があると考えました。

そして必死で就職活動をし、縁あったとある商社に勤め始めました。
しかし、私には場違いなレベルの一流企業だったため、常に自分の能力のなさに打ちのめされ病むようになり、また、職場の人間関係のしんどさもあり、一念発起してその優良企業を約2年半で辞めました。1度就職した会社には最後まで勤めるのが普通、と思いこんでいた私にとって、それは決してラクな決断ではありませんでした。

逃げるように辞めるのではなく、辞めるからには、次のステップに進まないと。とその時思いました。そうしないとこれはただの挫折になってしまう、社会から外れてしまう、という恐怖観念です。ここまでが、私の社会人としての第1ラウンド。

社会人 第2ラウンド:高校教師

そうして、辞める前から少しずつ計画を立て、貯金をし、ついに英語教師への道に舵を切り始めたのです。

今のメンタルからすぐに教員になっても、もっと病むだけ。英語から離れていたから自信をもって教えられる自信もない。

なので、カナダのトロントにワーキングホリデーすることに決めました。通うことに決めた語学学校には、TESOL(英語教授法)のコースがあり、それを目標にしてトロント生活を始めたのです。

トロントでは、今までの病み期を挽回するが如く、めちゃくちゃたくさんのことを経験しました。トロントでは必死でした。受験期よりも勉強し、ハードに働き、仲間も思い出もたくさん出来ました。TESOLのCertificateも無事に取得し、3月1日に帰国したのです。

帰国した月の末頃から、縁を頂いたとある私立中高一貫校で研修をはじめ、4月からは高校常勤講師として働き始めました。これが、私の第2ラウンドです。

特進クラスを何年も持たせていただき、それ以外にもたくさんの学力や家庭環境の生徒と触れ、様々な失敗をし、徐々に教師として成長しました。職場の人間関係に恵まれたのも大きいです。

もちろん嫌なことや辛いこと、たっくさんあります。単純に仕事はハードで休みも少ないけど、この仕事辞めたい逃げたいという、前の会社のようなことはありませんでした。支えられているし支えているという、充足感がありました。

しかし、本当に少しずつ少しずつ、このままでいいのか、という気持ちが湧いてきたのです。いろんなことに興味があり、「教育」という軸からはブレていないものの、まだまだ知りたい、経験したい、変えたい。そういう欲が強くなったのです。

最初は、忙しい日々の中で様々な研修会や勉強会に自主的に出席しました。本や雑誌も読んだりしました。ある年には思い悩んで、教育学で有名な大学院を受験し、合格しました。結局職場と折り合いがつかず、合格を辞退して職場に内緒で1年間、科目履修生として学びました

その後もポジティブなこともネガティブなこともたくさん経験し、この度、7年間勤めた学校を辞めることに決めました。もちろん簡単な決断ではありませんでした。何なら今ほとんどの仕事やノウハウを理解し、脂の乗ってきたタイミング。しかしそれ以外の様々なタイミングが今だと言っている気がしたのです。

社会人 第3ラウンド:???

長くなるので、はっきりしたことは別の投稿で書きますが、私はアメリカに行きます

そこでは、きっと小さな挫折をたくさんするでしょう。時には後悔するかもしれません。でも教育のためにもっと何かしたいという気持ちと、人生は1度きり”You only live once.= YOLO”という観念が私の背中を押しています。

このブログでは、ここまでに私がしてきたこと、これからしていくこと、教育のために出来ることをシェアしていきたいと思っています。このブログを読んでくださったり支えてくださる皆さんに、少しでもプラスになるような情報を提供できるように、そして日本の英語教育にほんの少しでも貢献できるように、と願います。

コメント

タイトルとURLをコピーしました