こんばんは。今朝はフィラデルフィア郊外のこの街に来て以来、初めての雨が降りました。
とはいえ、気温は25度前後で湿度も低く、さぁぁーと降っている感じなので、恵みの雨という感じでとても気持ちがよかったです。
さて、本題に入ります。
今、様々な理由や思いをもって訪日する海外からの観光客が非常に多いですね。
正直今日に住んでいた時は、そのせいで住みにくさも少し感じるほどでした。
でも彼らは、日本の何にそんなに興味を持ってくれているんでしょうか?
いろいろ浮かびますが、アメリカの大学生に、日本語の授業で日本について興味のあること、知りたいことをアンケートしました。(2年生18人、複数回答多数)
少し意外な答えもあったので、ランキング形式でシェアしたいと思います。
ランク外:生活様式、教育、マンガ、アート、ポップカルチャー
きっと、趣味だったり、自分の専攻に関するものなのだろう。
マンガ、と書く学生はもっと多いのかなと思っていたので、少し驚き。
まだイメージですが、アメリカ人大学生には、マンガよりもアニメの方が身近な存在であるように感じます。
4位:建物、宗教
京長屋や合掌造りなどの古典的なものから、逆に安藤忠雄などの現代の建築様式まで、様々な魅力がありますもんね。
東京タワーや京都駅など、ランドマーク的な場所も含んでいるようです。
また、宗教は仏教と神道に興味がある人に分かれますね。日本人はあまり意識していない「宗教」ですが、日本人には気づかない部分に浸透していて、隠れた魅力を外国の方は見出してくれているのかもしれません。
3位:音楽、アニメ
来ました、アニメ。やはり、外国語が必修科目でなくなる大学2年生でまで、日本語を取る学生は、アニメが好きであることが多いように思います。
音楽に関しては、聞いてみると、アニソン派よりも純粋にJ-POP派が多かったです。
音楽を通して日本語の美しさを知り、興味を持ったという人はとても多いです。
日本語という、彼らにとっては生活に必須とは言えない言語を学ぶ動機付けになる、日本の文化。誇らしいなと思います。
彼らの方が最近のアニメに詳しそうなので、私も何か新しく見始めなきゃかな・・・?焦
2位:歴史
これ、私は少し意外でした。歴史かあ・・・。
ゲームなどを通して、日本史や武士に興味をもつ外国の方も多いようです。
「好きなことだけでなく、多面的に日本を知っていきたい」という素晴らしい考えを持つ方も今までよく出逢いました。
これに関しても、私は世界史選択だったので、日本史に関して知識が中3で止まっており、それもほぼ覚えていないので、もしかしたら自分で少し勉強しないと・・・?
1位:食べ物
栄えある1位は、食べ物でした。
日本にはおいしいもの本当に多いもんね。それにユニーク。
海外で人気の日本料理といえば、とんかつ・寿司・ラーメン・・・など多数。
寿司とラーメンに関しては、もはや日本のものといえるのかというほど、世界中に浸透しきってますね。もちろん日本の質と同等というわけではないけれど、小さな田舎町に行っても大体売っている。
それから、食べ物ではないけれども、日本茶や抹茶の普及率もぐんぐん上がっているように感じる。
入寮前にバケーションに行った、カナダのトロントでも、街中のカフェで抹茶系ドリンクを出す店がかなり増えていた。アメリカ・フィラデルフィア郊外の普通のスーパーでも、日本茶と抹茶は割とよく見る。
京都に住んでた時も、自販機で午後ティーとか買ってる外国人よく見ていたから、日本の飲み物も海外の方の口に合うんだろうなあ。
私には大学の食堂で食べ放題のミールプランがあるんだけど、何を食べても、味気ない。
こないだ1か月ぶりに、日系スーパーで買った巻き寿司を食べてて思ったけど、
卵なら卵、野菜なら野菜と、1つの食べ物でも具材によって味付けが変えてあって、噛むと同時にいろんな味がする。それが味の深みなんだろうな。
アメリカで食べるものは、昔イギリス旅行に行った時ほどではないけども、味が単調。
(イギリスは味がない)
日本のいろんなお出汁が恋しい。
まとめ:日本を多角的な面から知りたがっている!
日本は結構独特な文化を持つ国なので、ハマったらいろいろ知りたくなり、英語の先生として来日したり、移住する外国人も少なくありません。
アメリカの大学で生徒と接する自分としては、もっと日本のいろんな面を知ってもらいたい。
明日から授業が本格的に始まります。そして気づけばもう9月。
頑張りたいと思います。
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